ちいちゃんのお仕事

ホンマ、どうしよう!!

 
ちいちゃんの介護現場
 
小さな訪問者がいいる、この子が介護サービスの記憶と観察力がよく、
 
大人のヘルパーさんも覚えるのに…
 
ただ見ているだけだと思いき、なんと、お母さんとちいちゃんの前に立ちふさがり、
 
お母さんと同じように介護するのだと、お母さんをのけようとす。
 
「抱えてくれるの?」 
 
彼、うれしそうにニコニコ「うん」とうなづきながら
 
お母さんと同じかっこでちいちゃんを立たせる恰好をしたのだ。
 
ちいちゃんとヘルパーさんとお母さんと「立たせるの、立たせてくれるの?」ときく。
 
彼の余りの行動、うれしそうな顔に 皆、絶句。
 
「ちょっと待ってな」というも聞き入れずスネル。それをを見ては大笑い。
 
彼は大人と同じことをしないと収まらないのだ。
 
 
 
この数分の出来事、幸せな光景、
 
忘れず記録をしておきたい。
 
 
 
 
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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