ちいちゃんのお仕事

想像以上にスムーズ

 
事務所はダンボールの山。
 
それでもこれで4分の1、5分の1であろう。みるところ梱包そのものは7割がた終了。
 
あとはゆめのほうが個々の引出しの中のものを詰め、それが30個くらいか。
 
責任者は頭がパニクッているのか、かたまるような表情。
 
大丈夫だよ、でーんとしておればたくさんの人がいるんだから。でーんと構えていればいいんだよ。
 
ここにおよんでセキュリティ云々の話まで持ち出している。
 
ちいちゃんだいじょうぶ、移ってからでも大丈夫だよとエール。
 
あまり早く準備ができすぎ、ダンボールは積みあがっているもののパネルもなくなり許可証もなくなり、事務所は殺風景。
 
 
さあこれからちいちゃんの段取りをしなければ。この間の視察でもちょっとお疲れ。万全を期せねば。
 
 
 
これでもっと面白いビックリ箱が出ると乞うご期待。
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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