ちいちゃんのお仕事

ほっとほころぶ

昨日は気温がかなり下がった。
 
雨もパラパラ、風も冷たい。
 
仕事から戻って来る職員さん、どことなし寒そうな顔色。
 
皆さんにご苦労様と、言うのと共に、風邪に気をつけようね、と声を掛け、
 
ちいちゃんは風邪をひいたらだめと言い聞かせて、一日の大半をマスクをするよう
 
に心がけている。
 
肩にはストールを掛け、ひざ掛けを掛け、制服で頑張る。
 
ストールでなしに、着やすいジャケットを準備したいなあ、と考えている最近。
 
 
お昼御飯も終わり、年上の女性の職員さん、「寒くないですか?エアコン、入れなく
 
てもいいですか?」と、一言。
 
「今の所、頑張ってるよ、皆さんはどうなん?」と、返すと、若い職員さん、沈黙。
 
私は、なんとか持ってるけど・・・。
 
「ありがとう」、と、言いながら、心遣いを向けてくださった職員さんにほっとする。
 
色々の場面で優しさが感じられ、広がっていくと嬉しいんだけど、
 
人の心を動かすには、色々とエネルギーを必要とする。
 
少しずつ、少しずつ良くなって行ってる。
 
もう少し頑張ろう。
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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