ちいちゃんのお仕事

小山内美智子さんよりお便り

先月、イベントで講演をしていただいた小山内美智子さんよりメール。
 
嬉しいお言葉の幾つもいただき、また勉強した思いがする。
 
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前略
とてもとても素敵なDVDを送ってくださりありがとうございました。
講演会のすべてが語られており、すばらしいです。
全国に売り出しても良いのではないでしょうか。
大学の福祉科や看護科で使いたい先生もたくさんいると思います。
教科書として売ってください。
新聞社にコマーシャルを書いてもらってはいかがでしょうか。
すごいですね。あのDVDはプロの人が行ったのですか?
いくらくらいかかったのですか?教えてください。
私もあれを見て勉強になりました。感謝しております。
仕事が早いことにも驚いています。
 
行政とのやりとりを勉強したいというちいちゃんのご希望は今も頭に残っています。
私ははっきりした訴えたいことを要望書に書くことから始めます。
そして行政にやる気のある人がいるかどうかによっても変わってきます。
市長とか知事に手紙を書いて送るということも大切です。
あとは粘り強くやっていくほかないと思います。
 
これから私は65歳になっても今までと同じヘルパー時間が受けられるよう運動をしていきたいと思っています。
この問題は全国共通の問題だと思います。
 
でもちいちゃんはボランティアの方が安らぐ時もあるとおっしゃっていましたね。
そのご意見も私にはよくわかります。
 
ちいちゃんのボランティアは有償だとおっしゃっていましたが、1回どれくらいのお金を支払っているのでしょうか。
そのお金はどこから引き出しているのでしょうか。
ボランティアの事務所からでしょうか。それとも個人負担でしょうか。教えてください。
 
これからの障がい者のケアは何でも資格、資格と言っていますが、資格では堅苦しくなります。
友達のようなケアの人もいた方が良いのだと思います。
その点についてちいちゃんのご意見をもっと深く聞きたいです。
お願いしますね。
 
 今度の11月に出るいちご通信の表紙はちいちゃんと私の写真です。
とてもカラフルなスカートが引き立っています。楽しみにしていてください。
欲しい方がおりましたら少し多めにお送りしますよ。
 
鳥取での楽しい時間をありがとうございました。
 
たがいにこれからの人生を分かち合い、一緒に働いて行けることを願いましょう。
草々
 
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先人の言葉ありがたく心にとどめておこう。
 
 
 
 
 
 
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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