ちいちゃんの昔話

私の意志伝達

 
前月号、私の意志伝達の例は一部で、もし何も出来ない、何も見えない、何も聞こえない場合、自分の意志を充分に伝えなければなりません。
 
そのことは勇気や努力を必要とします。
 
障害が有る、無いに関係なく必要で、しかし、人に頼まなくても自分で出来てしまうと、意志を伝えなくても済んでしまいます。
 
その結果、自分の考えている事を伝えようという努力を忘れてしまう。
 
出来ることならば、人に頼んで嫌な顔されたり、嫌な思いをするんでなく、自分で解決したり、我慢すればよいこと。
 
しかし、出来ないから手伝って頂くのですから、意志を伝えなければ、中途半端に妥協した為、頼む前より結果が悪くなってしまう事もあります。
 
まして、自分のことを分かってもらう時、意志を伝えようとする時、
 
人に任せて、この程度のことは言わなくても分かってもらえるだろうと思ってしまうと、それは大きな間違いで、私の考えていることは私しか分からないのです。
 
側の人が分かっているようでも、心の一部で想像でしかないのです。
 
だから、しっかりと意志を伝えて、悩み、苦しみから自分を解放して精神的に楽にし、
 
側の人にも理解して頂き、今言うか、言うまいか迷うのは、一時のとりごし苦労、不安であって、意志を伝えれば解決することだと思えます。
 
皆さんはどのように考えますか。
 
私がこのように書いていても、自分を全部解放しているかというと、いまだに悩んで心にためてしまっています。
 
でも、私は少しでも心を解放していく努力、勇気をつけていきたいと願っています。
 
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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