ちいちゃんの健康

地震

 
昨日は二時過ぎに中部地震。
 
手押し車、かなり揺らぐ。
 
少し前からちょこちょこと地震があったものの、
私が知る限りでは一番大きいような地震。
 
しばらく様子を見るも余震が続く。
 
忙しい日で仕事は押している。
 
その中での出来事。
 
ぼちぼち仕事をする状況ではない。
 
行政からは、メールで安全に備えて対応をするようにと指示が出る。
 
二つの事業所は少し早いが帰り支度が行われた。
 
エレベーターが止まり、使用できないということが分かり、階段のチェック。
 
少し急こう配ではあるが、なんとかなるかと見定め、自分の席に戻る。
 
余震が収まらないことも不安に感じ、私もいつでも帰宅ができるように荷物を整えて頂く。
 
車イスには、ヘッド、シートベルトも装着し、様子をうかがう。
 
 
しかしながら、階段を下りるには男手がいる。
 
サービスのシフトや、人材を頭に描き、考え少し様子を探る。
 
皆さんも心配し、残ってくださる人もあり、二つの事業所から二人づつ下ろしてくださる体制が整い、車イスを後ろ向きに一段一段下ろして頂く。
 
その間、信頼関係もあり、不安を感じることなく一階に下りることができた。
 
その頃にはどことなくしんどさが見え、言葉には表せない。
 
二分少しの所の自宅に帰りつく。
 
早々とベッドに移して頂く。
 
30分、1時間も経てば、しんどさも和らぎホッとする。
 
テレビでは、少しずつ地震の状況が流されていき、改めて、大きさを感じ取る。
 
夕食もいただき、ボランティアさんとテレビのニュースを見る。
 
ホッとしたからこそ、月曜日のエレベーターの稼働ができるかどうか不安になり、
電話をしてもらうも繋がらないらしい。
 
余り考えすぎて疲れてしまうのもいけないので、早々と11時には寝る。
 
朝6時すぎ、少し大きな揺れの余震があり、やはりエレベーターの稼働が気になり、
知人に電話を入れる。
 
幸い、20分をしないうちに電話がかかり、直していただきたいという旨をつたえ、
すぐに来てくださり、すぐに直して頂いた。
 
きっとリセットでも押せば直ったのであろう。
 
 
 
 
この地震で心強いスタッフと、心配してくださるメールをいただくにつれ、
今までしてきたことが間違っていないと改めて感じる。
 
これからもスタイルを変えず、初心貫徹で運営していこう。
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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