ちいちゃんの昔話

出かけてきました。あーしんど。

 
私が出るとなるといろいろ準備が怠りくしないと大変。
 
まず私が帰ってきたときに部屋が暗くないように電気をつけ夕食の準備もし、
 
二つの事業所の鍵、車の鍵、公用車の鍵、それの受け渡し等々の怠りない段取り、、、あーしんど。
 
お昼ごはんもそこそこで出かける準備にそつなく備えて迎えのタクシーが来て12時出発ー!
 
なーんも考えてないが大丈夫かな。
 
気がついたら事前学習の資料、先生から頂いたのに、ヘルパーさんに言ったのに、
 
持たせてくれてない!事業所から30分足らずで学校へ着く。
 
控室で先生の説明を受ける。さっきまでの資料の無いこと等々、どっかいって、でんと座っている。
 
大丈夫かなあ。
 
ま、なんとかなるさ。
 
講堂で150人ばかりの前で40分足らずで2時には終わり。
 
さあこれから3時間どうするのよ。暇だし、ゆめやさんにも行けないし、仕方ないから県立博物館に向かう。
 
タクシー走らすこと20分。まだ2時間もたっていないのに、お尻が痛い。
この道はなんでこうなのよ。いい舗装をしてよ。国道とそうでない道の違いが見えてくる。
 
なんでかなあ。
 
博物館につくなりぐったり。その入口までの距離、まことに素晴らしく、点字ブロック、滑り止め等々が施され、揺れること。なんとかして!
 
会場を30分ばかし見て周り、喫茶店に入り一言、「あーしんど。」
 
ここでしばらく休ませてもらいましょう。ヘルパーさんと二人で目をつむり一休憩。えらい理由が分かる。胸をシートベルトで括り付け、圧迫。慌てて外す。30分もしたら一息。またまた自己管理危なし。つぎのタクシーのお迎えまでに1時間半どうするかなあ。帰りたいよ!
 
そこで介助者がバトンタッチ、お茶でも飲もうかとコーヒーとスポンジケーキを注文。
ちぃちゃんは二口食べ一息とともに息を吹き返す。
 
自分で青くなってた自分の顔に血の気が戻ってきてるのを感じる。危ないなあー。
タクシーのお迎えが来る、運転手さんに「いい道を遠くでもいいですから走ってください」と言って乗り込む。その結果行きと帰りで600円ほど違った。お尻も違った。なんでやねん。
2部の夜間の生徒の話を無事に終え、ご帰還。
 
無事に帰りつくなり、トイレ、ベッド、これさえ介護を受ければ後は横になって就寝介護を受けるのみ。早く寝たいよー。やっぱり体力が今一歩、でも仕事は楽しいのに、、、
 
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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