ちいちゃんの昔話

接着剤

最近、ちょっとしたことからうるうるっとした。
 
それは、昔のボランティアさんが子どもさんを連れて、イベントのポスターを取りに来てくださったとき。
 
一言、元気?と声をかけてくれ、いつもであればカラ元気でもうん、元気というところであるが
 
「その時は今は泣くところもないし昔の時がよかったかな」と口を衝いて出てしまった。
 
目頭は熱くなっていた。
 
もろくなったかと一瞬思いながら冷静な私がちゃんと話をしろよと言っていた。
 
 
 
そのような折、元厚生省のお役人さんに電話を入れる。
 
悲しさも、苦しさも、忘れたごとく、一瞬にしてフィールドバック。
 
電話をし終わって、気がつけば懐かしくその当時の方々に電話をしなければと思った。
 
すぐ実行と、その関係者連絡を入れる。
 
みなさん喜んでくださり、快い返事が返ってくる。
 
 
最近のしんどさや疲れを一瞬に消し去ったようであった。
 
 
私の役割接着剤なのかなと感じた。
 
 
 
 
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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