ちいちゃんの昔話

久しぶりの友達

古い友達でつうかあの仲で、漫才のできる仲で、愚痴も言えて。
 
その上、髪染めもマニキュアもしてもらえる彼女。
 
一年近くも助けてもらうことも無く、頼みたい気持ちをぐっと抑えて我慢していた。
 
が、今日ばかしは誰も助けてくれる人がなく、どうこう考える余地もなく、「助けて」と電話。
 
差し迫っているために、ちょっと強引にお願い。
 
言葉のトーンや、ぐっとお願いする私の気迫が彼女に伝わったか、無理をして飛んできた。
 
ベッドに移してもらい、横にしてもらった。そのあとに….
 
「痩せた。」
 
あまりの痩せにさすがに彼女もびっくりしたよう。
 
ちいちゃん「だからぼやきを聞いてくれないとだめよ。漫才せなダメよ。」
 
と、すかさずツッコむ。
 
彼女「わかった~」というやりとりでいつもの仲に一瞬にしてかえる。
 
 
食べられないのか、と問われ、
 
ちいちゃん「確かにカロリー少ないし、食べる量も少なかった。反省している。今一生懸命食べてるんだけど、それ以上に心労が大きいかもねえ。」
 
彼女「わかった。またくる」
 
ちいちゃん「マニキュアもしなきゃダメよ。」
 
自分の指を見て、彼女「してるよ。」
 
ちいちゃん「いやいや、ちいちゃんのマニキュア!」
 
「わかった」と笑った。
 
 
 
 
久しぶりの漫才をして、今日の急場は乗り越えた。
 
でもでも、明日と明後日のボランティアさんが….。
 
なんで、こんな幸せな人生なんだろう。笑うしかない。
 
 
 
 
 
このざまを、みんなに見て何かを感じ取って欲しい。
 
それのみ。
 
がんばるぞ~。
  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. お金の使い方

  2. 窮地でも

RECOMMEND

ARCHIVE

RELATED

PAGE TOP