ちいちゃんの昔話

1997.7.11 こんなこと書いてた

天国と地獄は紙一重なのだと感じる事がしばしばあるのです。
 
それは、昨日、腹だたしい事があり、いつになれば身も心も楽くになるやろと思い悩んでいた。
 
しかし、一夜明けて昔の知人から、暖かいものを頂いた事を思い出しては涙する。
まだまだ人間も捨てたものではと・・・
 
自分ひとりで障害や人を恨み続けている時、明るい所をもとめているにも関わらず、
 
一何に事態は好転しない。
 
人を恨むこと、めをそらし、障害の事に少しばかりふたをしたら、少し周りが動きはじめた。
 
地獄を見たと言うとオーバーかな?
でも私は地獄を何回も見たように思う。
そして、地獄を見たから、天国が見えるのだと思う。
 
地獄も天国も紙一重で、自分の心のもちようだと感じ、その事により、人もゆるせたり、ゆるせなかったり、腹立ったりする。
 
今、私の悩みは、言葉の使い方が大変だと実感しながらも、正しい言葉が使えないこと。
 
分っていながら、その場の雰囲気を盛り上げようとして、漫才のような会話をしてしまうのです。
 
自分に正直に言葉が出せないことが腹立たしく思うことです。
 
正直に言葉に出すことは、相手を攻撃することにもなり、
 
私の心も痛む、云わずに事足りるのであれば、云いたくない。
 
云うことによって、嫌われて、明日から、介護してもらえないのではないかと不安を感じながらしゃべっている。
 
この様なプレッシャーからいつ解放されるのであろうか、まだまだ長い道のりのようである。
 
 
 
 
あれからかなりの年月、努力したかな。
 
 
  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. エクセルと・・・

  2. テンポ

  3. イベントもなく

RECOMMEND

ARCHIVE

RELATED

PAGE TOP