学生さんと話をしてる中、医療現場の話になった。
それも、テレビは医療の画面を流していた。そこに40数年前のことが思い出されて怒りがわいてきた。
ちぃちゃんは大きな病気を持ってるために、病院は検査入院をたくさん経験し、いい思い出も無いから頭から打ち消す。
手帳交付するときに判定会に出向いて診断を受けているときの一言。
それは「立ってください」「座ってください」と指示を受けながら「よっこらしょ」と弱った足のひざに手をあてて立った。
お医者さんはその姿を見て、「そんなことをしないと立てんのか」
・・・・・・・・。と、私は絶句。
20代の後半、はねのける元気もなく、その言葉にショックを受け、落ち込んだまま帰宅した記憶。
ガンと診断され、手術前の検査。ありとあらゆる検査をされて、次は肺活量の検査に回され、息を吹きかけ、後ろから「もっと吐いてください」と技師さん。
数回繰り返すも、数値は変わらず。
技師さんは「それでは手術はできませんよ」と厳しい口調で言った。
・・・・・・・・。思わず涙が出てきそう。休憩していいですかと通路に出る。
無いのが力、無いのがこの病気。なんでムチ打つのかな。
検査技師さんって数字だけを見てるせいか、患者さんの状況が分からなかったとしても、あまりにも冷たいような言葉をあびせたのか。
ちぃちゃんはやっぱり医療現場を100%信じきれないところがあるんだよな。
自分の最期は自分で選択し、周りが沿ってくださることが一番なんだけどな。
難しいかな。